悔恨

私は生まれてしまった。

もちろん、私が生まれたのは私の行った行為ではない。しかしながら、何故かこの人生を主体的に行いまるで全てが自分のせいであるかのように演出され騙され欺かれ強要されている。

見事に私はそれに染まってしまった。

 

ここに、小さな命がある。

そして潰える。

始まりから終わりまで何があってもそれはいずれ消えるものであるということは皆が知っていることである。

 

私は悔いている、私は私の奴隷である。

私は私の主人である。

私は私の先生である。

私は私の神様である。

そして、私は私の敵であった。